スリーパーホールドの構えをとって、近づいてきた
「……千鳥?」
そのまま、首をとって、からまってくる
「アンタは……なんで、そう……考え方が……偏ってるのよ……」
ギリギリ……
「ぐお……」
宗介が呻きだしたが、かなめは容赦なくさらに締め付ける
ギリギリギリ……
完全に極まって、宗介の顔色から血の気が引いていく
「や……め……」
その苦しむ声を聞いて、かなめはようやく技を外した
「ふんっ」
怒ったかなめは、一人で先に教室に行ってしまった
「……むう」
>教室へ移動する