登場人物紹介

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注:第十三話「受け継がれる瞳」までのネタバレが含まれております
未読の方は読まないように


相良宗介
泉川署勤務・地域課巡査を経て警部補まで昇進し、警視庁刑事課になる。が、警察の限界を思い知らされ、テッサの勧誘によりミスリルに所属。捜査員として活躍。
高い逮捕術と鋭い勘を武器に事件に立ち向かっていく。しかしその裏には、異常なまでの犯罪への憎悪があった。
幼き頃、クライブ・テスタロッサの催眠術によって、自分の両親を自分の手で殺めるという暗い過去を持つ。
催眠術師を毛嫌いしているのもそのため。両親を殺してから、ずっとそれが悪夢となって現れ、今もそれに吐くほど悩まされている
警察に入ったのは、正義感ではなく、犯罪者への復讐
千鳥かなめ
東大卒・国家公務員T種試験合格者というキャリア組。
新人研修のために泉川署交番に勤務、相良宗介の後輩となる。研修を終えた後、警視庁に行くが、そこで大きな失敗をやらかし、処罰として警部補に降格。警察のトップになって警察の体制を改善する野望を断念、宗介とともにミスリルに所属。捜査員となる。宗介とコンビを組むことが多い。
ウィスパードの能力を持っているが、その能力は不明。その自覚もなし。
柔道術においては宗介より上。
両親に、ずっと自分の存在を無視されていたという過去を持つ
クルツ・ウェーバー
日本の国籍を持つ金髪碧眼のアメリカ人ハーフ。
泉川署勤務・地域課巡査だったが、スナイパーの才能を開花させ、特殊犯捜査一課の射撃班に勧誘される。その後ミスリルの人事部によってミスリルの狙撃班に所属。
命中率100%を誇る、極限に集中力を高めた状態『白い世界』を発動させることができる、世界最高のスナイパー。
自分が周りの日本人と違って金髪だったことにコンプレックスを抱いていたが、椎原那津子と出会うことで解消する。その椎原那津子を麻薬で廃人にさせてしまったことを悔やみ続けている。以来、麻薬関係の犯罪をひどく憎む。
そんな過去を持っていたせいか、当時荒れていた相良のよき相手となっていた
ガウルン
世界を股にかけた武器・麻薬密売人。
ミスリルのブラックリストナンバー2に挙げられ、『黒い悪魔』という別称で呼ばれている。元傭兵だが、問題を起こし、現在のようになった。
単独行動を好み、接近戦に長けている。東洋人らしいが、詳細は不明。性格は凶悪で、殺人になんの躊躇もない。
麻薬の副作用が効かない体質。今のところその原因は不明。その体質を利用して、許容量を超えた肉体強化薬を使って常人以上の筋肉を得ることができる。
相良宗介をいたく気に入り、『カシム』と名づける
クライブ・テスタロッサ
世界最高の催眠術師であり、テッサとレナードの父。
アマルガムを創設し、裏世界での催眠術を利用した暗殺組織として脅威の存在となる。その暗殺依頼の過程で幼子だった宗介を利用した張本人。最後はミスリルのカリーニンに追い詰められ殺された。
数少ないオリジナルキャラ
レナード・テスタロッサ
父であるクライブ亡き後アマルガムを引き継いだ銀髪銀眼の青年。テッサの双子の兄。
ミスリルのブラックリストナンバー1に挙げられ、別称『白い悪魔』と呼ばれている
現時点で、父のクライブ以上の催眠術力を持った世界最強の催眠術師。
人の人生を弄ぶのが好き。
テレサ・テスタロッサ
通称テッサ。
ミスリルの人事部長。表では日本の警視庁交通課所属。
レナードと同じ銀髪銀眼だが、催眠術は使えない。
ミスリルをアマルガム対抗組織に仕立て上げた、裏の最高責任者
佐伯恵那
女子高生
ある事件をきっかけに相良たちと知り合い、泉川署交番に寄っては差し入れなどをしていた。
クルツ・ウェーバーに淡い恋心を抱いていたが、殺人事件の被害者となり、亡くなってしまう。これをきっかけに、宗介に刑事への決意をさせる
佐伯準一
佐伯恵那の父。
離婚して恵那と別居になったが、いつも恵那のことを気にかけていた。後に恵那が殺されたと知り、その絶望から自殺補助サイトに依頼して死亡
レイス
表世界では変装の名人、義賊の怪盗レイスとして世間を騒がせたが、その正体はミスリルの美術・宝石関連の犯罪担当。
なぜ怪盗行為をしたのかというと、世間に美術・宝石関係の犯罪の危険を認識させるためにやむなく、ということらしいが、当の本人は結構ノリノリ
カリーニン
本名はアンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン。ミスリルの最高責任者。
幼子の宗介と約束を交わし、クライブ・テスタロッサを倒す。しかしその代償として右腕を失った
美樹原蓮
名前だけ登場
白井悟
名前だけ登場
風間信二
泉川署本部勤務、後に警視庁に所属。相良宗介の後輩
鷲尾
鷲尾私立探偵事務所の所長。尾行が下手くそ
椎原那津子
通称ナッツ。クルツの中学時代の同級生で、二年間同じクラスだった。
当時、クラスに無視されていたクルツに助けられたが、そのお礼が言えず終い。その後クルツが不良になったのは自分にも原因があると感じ、クルツを光の当たる道に戻そうと不良仲間に説得しに行くが、麻薬漬けにされて廃人に。
現在もリハビリ中
飛鴻(フェイホン)
中国人でレナードの側近。アマルガムの幹部の一人
飛鷲(フェイジュウ)
中国人でレナードの側近。アマルガムの幹部の一人。
残虐非道で慇懃無礼なガウルンを嫌っている
小野寺孝太郎
警視庁刑事課所属。
宗介のパートナーだったが、ガウルンに人質にされて殺された
檜川勝彦
事件の被害者
神楽坂恵理
事件の被害者
小暮一郎
事件の被害者
水星庵
事件の被害者
林水警部
警視庁刑事課の警部
日向柾民
名前だけ登場。飛び降り自殺
ジョン・ダニガン
事件の狙撃手犯人、自殺補助サイトの管理人
椿一成
ミスリルの戦闘員。拳法の使い手で、レナード・テスタロッサの復讐のためにミスリルに入った
クルーゾー
今のところ名前だけ登場。ミスリルの戦闘員リーダー。アラーの神を崇拝
常盤恭子
警視庁交通課所属。千鳥と仲がよかった
モルダー
FBIのX-ファイル所属。特別出演
スカリー
FBIのX-ファイル所属。特別出演