やはり、爆弾探しが最優先だ                                 



それから人目につきにくい校舎の裏側や、それらしき個室を当たってみたものの、爆弾は見当たらなかった

「むう……」

玄関まできてうなっていると、常盤恭子が声を掛けてきた

「あっ、相良くん。カナちゃんいたよ。屋上にいた」

「千鳥が? ……そうか、屋上にいたか」

爆弾も見つからない。やはり、ただの悪戯だったのだろうか?

とりあえず、千鳥の居場所は判明した

千鳥の元に行ってみるか



>屋上への階段を駆け上る